かゆい日記

おたく日記です。ジャンプ本誌の感想とたまに腐女子トークがあるのでお気をつけ下さい。

ご無沙汰してました。(学校行事で数日家を離れてました)ジャンプは月曜に読みました。ネウロ。ネウロが大変なことに。

思い返せば、ネウロに登場する殺人犯は、もれなく死んだり廃人になったりとろくな末路を辿ってません。一番同情できるアヤさんも、一生かけて罪を償う予定だし…(電子ドラッグ患者の犯罪は大体HALのせいということで)。お仕置きシーンの派手さに目が行きがちですが、殺人犯の扱い方によって、松井先生は一貫して「人を殺めるということは、これだけ許されない、取り返しのつかないことなんだよ」ということを示してるんだと思います。だから、サイもアイも、まさか無事自分探しが終わってよかったねワイワイ、ってわけにはいかないよね…とは、思っていたんですが…。

アイさん…

「かしこまりました」の笑顔が、今までで一番嬉しそうだった。最後の最後の一瞬まで「可能性」を追いかけながら人生を終えることができたんだと思います。あの笑顔を見て、初めてアイさんに人間らしい親しみを感じました。彼女にとってサイの存在は、本当に希望そのものだったんだなぁと……

一方、アンドリューの話は本当に救いようがなくてショックでした。恐ろしい…。生きた本人は出てきてないのに、読者はもう笛吹さんのダチだったり尻が好きだったりするアンドリュー氏の人となりを知っていて、そんな人がこんな凄惨な目にあってるのを見るのは、というか、既に惨殺されてたという事実は、もうものすごい衝撃なわけで……まとまってなくてすいません。しかも、ネウロの作品の中で泣きながら死んでいった人はおそらく初めてなんじゃないかと…(大抵「ギャー」「グハッ」→即死 みたいなイメージ)

とにかく今週は今までになく悪夢のような話でした…。といってももちろん悪い意味じゃなくて、純粋に凄い展開で、今までの伏線が一気に繋がる構成(?)といい、計算されつくした演出といい、いい意味でゾクゾクしました。やっぱり松井先生すごいです。今後が非常に楽しみです。 でも 今は…やっぱり… 悲しい……