かゆい日記

おたく日記です。ジャンプ本誌の感想とたまに腐女子トークがあるのでお気をつけ下さい。

討条 戒 / 2007年07月30日 02:33

斬(23) 絵(156)
討条 戒

地味に初めてちゃんと描いた…『斬』の討条先輩。この人の学年が村山斬の一個上って本当ありえません。ダブってると思う…

なんとなく討条さんは、「一番守りたかったものを既に失ってしまった人」なんじゃないかな、と思います。もう彼の中で“武士・討条戒の人生”は終わってるというか…作中の一挙手一投足から常に消化試合感が漂っているように見える。「善も悪もなく、たとえ主がクソであろうが一度忠誠を誓ったならそれに従う」という捨て鉢な武士道からも、生きる気のなさがプンプンしてきます。いっそ死にたいのかもしれない。もういない誰かに対して、何らかの責任を果たそうとしているのかも(妄想です)

斬と斬り合って、はじめて彼は過去から自分を切り離すことができたのではないでしょうか。新たな仲間を見つけた刺々森を残し、そっと壊原と二人、無双市(なしふたし)を去るラストシーン…今度こそ前向きに、自分を大切にして生きてください。まだ18だもん

本当はまた刺々森との位置づけについて語ってみたかったけど、鋭次が瀕死の討条さんそっちのけで斬のもとに駆け寄ってたからちょっとくじけそうです…


久しぶりに豪快な読者おいてきぼりトーク。ついてきてください。斬、買って損なし。