keigonism
 はだかにベスト

 読み切り時からわれわれの目を驚かし続ける、ネウロの装い。なんで?なんでそんなことになっちゃったの?と泣きじゃくりながら問い詰めたくなります。
 一度描いてみてほしい。どんなにがんばっても、どんなにお洒落に表現しようとしても、目の前に現れるのはモンキー・d・ネウロ。この極上の絶望…究極の無力感!


 ひょっとしてこれは…セイちゃんからの「たのむからヤオイとかエロとかやめてね(^^;)ゞ」というメッセージではあるまいか。作中に様々なメタファを仕込むその技巧でもって、優征先生は我々の慾に警鐘を鳴らしているのかもしれない。
 考えてもみてください…手に取った同人誌の中に出てくる、超絶美形のネウロ様。彼が「仕様の無い奴だ…」とかなんとか言いながら、身につけいていた襟巻とジャケツを寝台の脇の椅子に掛けるわけです。そしてあなたがスリルと期待に胸を高鳴らせながらページをめくった瞬間…

 なんかその人、はだかにベスト着てるんですよ。



なんだコリャ?



 これだ!これが彼の狙いだ。松井優征、やはりただ者ではない。
 敬意を込めてこれからはこう呼びたいと思います。
 チョッキ


 この文章書いた直後にいいともでベストとチョッキの違いの話が!!!
 「着衣の上に着るのがベスト、素肌に着るのがチョッキ」らしい。というわけで、ネウロが着てるのは本当にチョッキ。チョッキは「直接、着る」の略語で、日本語だそうです。奇跡的なタイミングで降って来たトリビアに一人で大興奮。さむっ…

 魔界っぽい手を自分の想像で描いてみた。もう戻れない…

 

若菜の文字が…
たこやきと対峙する度に身構えてしまう弥子
魔界777ツ能力…
たべ物の気配!
『食いしんぼ』
優征先生の器の大きさを感じました。
ペンダントトップがなにげに三角なんですよ
 籠原叶絵。
 大体わかってると思うけど正直に言います。途中からネウロとか叶絵とかどうでもよくなってた。単なる女の子の習作…
 私の必殺技「シャーペンを置いた瞬間からそこに描き足す服のパーツを考え始める」をいかんなく発揮してみました。オシャレ=なんか重ね着してるという限りなくファジーな流行観が露呈している。
 ほんとは叶絵のイメージは上品なパンツスタイルなんだけど…。まあ、tpoに応じて聡いお洒落が出来る子なのよ…ということで。言っとくけど色あわせはすんげ~~オシャレだかんな。マジで!
 ヤコとの関係はあたしンちのみかん&しみちゃんに近い??今後に期待。